概要
Corne Cherry V4というキーボードを作った買ったので、感想と使い心地について語る。
Corne Cherry V4
基本的なところは以前レビューしたV3と同じ。
主に違っているのは以下の点。
- 半田付け、ファームウェア導入済み
- ケース付き
- 中央に左右2キーずつが追加 (ロータリーエンコーダにも変更可能)
それぞれ詳細を書いていく
半田付け、ファームウェア導入済み
キースイッチどころかマイコン、端子、LEDに至るまで全て実装済みだった。
さらにファームウェアもすでにマイコンに入っていた。
これによりネジ止めとキースイッチ、キーキャップのはめ込みだけで完成するので、あとはRemapで好みのキー配置にすればすぐに使える。
もはや自作キーボードではなくスイッチなどが選べるだけで普通に市販キーボードだった。
自作キーボード界隈もここまで進化したか…という感じ。
ケース付き
かなりすばらしい。これにより打鍵感や安定感が向上し、所有欲的な部分まで満たせるようになった。
V3では基盤剥き出しだったのでどうしてもチープな感じが抜けなかったが、ケースがついたことでそれが解消された。
中央に左右2キーずつが追加
V3ではProMicroが乗っていた部分にキーが追加された。
自分はロータリーエンコーダに変更することなくキーにしているが、現状使いたい機能がそこまでなく持て余している。
最初はマクロとかで活用しようと思っていたが……他のキーでできるショートカットはそのキーを押せば良いし、それ以外はAlfredで呼び出せば良い。 1ボタンでキーボードから呼び出したいものが現状思いついていないという状態。
Artisanキーキャップを使う絶好の場所なのでそういう用途としては今後使っていきたい。
まとめ
半田付け不要でケースも付いているというところで、V3と比べると相当ハードルが下がり、かなり万人にオススメできる仕上がりだった。
40%キーボード、column staggered、というところに魅力を感じる人にはぜひ使ってみてほしい。
自分は巡り巡って結局ずっとV3を使い続けていたので、今後はV4を使い続けることになりそう。軽いキースイッチ (遊舎工房軸) を使っているのも相まってかなり疲れにくくなった。
製作者のfoostanさんに感謝。
おまけ
私のキー配置は以下の通り。
私の知能ではレイヤーは2つが限界だったのでそれに絞り、右手だけで矢印キーを使えるようにしているのがこだわりポイント。
記号の配置は苦肉の策という感じだが、矢印キーの配置を維持しつつなるべく通常の配列から離れさせたくなかったのでこうなって安定している。